活動の特色

「かがり火」は1975年に神戸職場人合唱連盟を母体として誕生しました。神戸職場人合唱連盟は、神戸やその近郊の会社や役所などで活動している職場の合唱団で構成されていています。「かがり火」の誕生前は神戸職場人合唱連盟も盛況な時期がありましたが、急速に加盟団体が減少し、そのような中で「職場の合唱団の火を灯し続けるために、お互いに協力し合おう」ということで誕生した背景があります。団の名前も誕生当時の思いがこめられています。
こうした生立ちですから、「かがり火」は上手な合唱を目指しているだけではありません。今も当時の精神は受け継がれ、合唱とは縁のなかった人も仲間に入ってもらい、合唱の輪を広げようと活動を進めています。
現在の「かがり火」の活動方針は以下に示すように「かがり火規約」に明記されています。言葉にすると随分と堅苦しい表現になってしまいますが、実際の活動はミュージカルステージなどの幅広い合唱への取組み、月1回発行される機関誌「かがり火」編集などの合唱以外の多様な活動、パフォーマンスありで一人一曲歌う「かがり火フェスタ」などの団員の個性を大切にした企画行事、専門家を招いたボイストレーニングなどの団員の合唱技術向上企画、と楽しさ満載です。